太陽光発電設備メンテナンスについて

太陽光投資において、長期間にわたって安定した収益を得るためには適切なメンテナンスは欠かせません。

今回は、太陽光発電所を運営するうえで必要なメンテナンスのうち、除草とパネル洗浄について詳しく解説します。

除草メンテナンスは少なくとも年に2回

除草メンテナンスを放置したままでは、背丈の高い雑草や、つる草の繁殖によって発電量に大きなダメージを与えてしまいます。
また、雑草によって死角ができることで、ケーブルの盗難被害にも遭いやすくなるため、適切な方法とタイミングでメンテナンスをする必要があります。

【除草メンテナンスの時期】
6月下旬から7月下旬までの期間(夏季)に1回、10月上旬から11月下旬までの期間(秋季)に1回、最低でも1年に2回の除草メンテナンスが必要です。

【除草時の注意点】
雑草が繁殖している状態では、ケーブルの存在が目視しづらく、刈り払い機で誤ってケーブルを切断してしまう恐れがあるため、細心の注意を払わなければなりません。
一方で、除草剤の散布も効果的ですが、畑などが隣接している場合は被害を与えかねず、また、発電所が傾斜地に建設されている場合は、雑草の根が枯れることで地滑りが起きやすくなるため、個人にて実施する場合は慎重に検討しましょう。

パネルは「純水」で洗うが鉄則

パネルの設置角度や設置場所の環境によっては、パネル表面に土埃などが堆積してしまい、十分な発電パフォーマンスが発揮されないことがあります。

1年に1度ほどの頻度で汚れの度合いを目視で確認し、必要であれば適切な方法で洗浄するようにしましょう。

【パネル洗浄時の注意点】
パネルを洗う際の洗浄水は、不純物が取り除かれた「純水」や専用のアルカリ水溶液を用いることが業界の鉄則とされており、汚れを浮かせて洗い流すようにします。
酷い汚れを落とす際に、市販の洗剤を用いる、固いブラシで擦る、汚れに向けて高圧洗浄をするといった方法では、後のパネルトラブルでメーカー保証が適用されないことがありますので厳禁です。

メンテナンス会社への委託で安心の投資ライフを

太陽光発電所の運営にあたり、除草やパネル洗浄の必要性や注意点について理解いただけたと思います。
除草や洗浄は、誰にでもできそうなメンテナンスと思われがちですが、細心の注意と技術をともなう専門的なメンテナンスです。

REAL PERTNERSはこれらメンテナンスに関してもプロの技術で対応いたしますので、お気軽にご相談ください。